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夏時間の庭 [Cinema映画を観る]

ここしばらく忙しかったのと、
絶対みたい!と思う映画がなかったので映画鑑賞もご無沙汰でしたが、
ここに来て、また映画が観たい気持ちが高まってきて、
何かいい映画はないか探しておりました。
そこで目に留まったのがこれ『夏時間の庭』
大好きなジュリエット・ビノッシュが出ているし、
美しい庭、そして美術品が...というのに惹かれました。

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前半のこのパリ郊外の家でのシーンは
もう観ているだけで楽しい〜と思えるぐらい
素敵な空気感に陶酔いたしました。
生活の中に配された生き生きとした美術品たち。
なんとオルセー美術館の全面協力によるものなのです。
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庭で家族が庭でくつろぐシーンも幸せそのものできらきら

映画の内容は家族をテーマに考えさせられるもの。
幕切れが『これで終わり?...』とちょっと物足りなさが残るものの
その背景や空気感を含め、久しぶりのフランス映画を楽しみました。

そして、この映画の中でひとつ私の心に残った台詞
『花瓶は花を飾ってこそ生きるの...』
そう、花によって花瓶はカタチをなすと思うのです。
そのコトバと対照的に美術館のガラスケースに収まった花瓶は
可哀想に思ったのでした。
すべてのものやことは、あるべき姿でないと生きないのですよね。



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