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善き人のためのソナタ [Cinema映画を観る]

史上最大の秘密組織“シュタージ”の内幕を正確に描いた。
そして、近年のドイツで最も重要な映画と称賛されている...
アカデミー賞外国語作品賞も受賞しているので、
観たいと思って借りたものの、テーマが重たい映画を観る時はとてもパワーがいる。
手元にあっても10日近くも観ることができずに置いてあって、やっと観た。

素晴らしい映画でした。
美しいものは美しい、
素晴らしいものは素晴らしいと感じても、それを素直に表現できない国の体制。
芸術家たちへの弾圧など旧東ドイツの驚くべき実情
約20年前まで、こんなことが行われていたという
旧東ドイツの裏側に隠された現実を、この映画によって知った。

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主人公のヴィースラーの揺れる心の繊細な描写に魅せられる。

印象に残るシーン
この映画のタイトルにもなっている『善き人のためのソナタ』
のピアノの旋律を聴いた時のヴィースラーの表情。
それがこの映画の全てを物語るような感じだった。

また、こんな重い映画なのにラストがまた素敵で、じんわり温かい気持ちになる。
しばらくたってもこの映画を見終わった時の感動が蘇る。
私にとって、忘れられない名作になりました。

映画館で観たかった...。



善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • メディア: DVD



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